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世界旅行記 No.1 チュニジア

チュニジア

チュニジアに行くよ!と友人に話すと「それどこ!?!?!」という返しをされることが8割。
そんなあまり日本人に馴染みのないチュニジアへ行ってまいりました。

で、本当にどこなのチュニジア!?

という突っ込みもありそうなので、まずは少しチュニジアについて触れてみましょう。

チュニジア 正式名称:チュニジア共和国

アフリカ大陸の北、アルジェリアとリビアに挟まれた面積が日本の約5分の2程の共和国で、
公用語はアラブ語、人口の98%がアラブ人。

北と東は地中海に面し、
南はサハラ砂漠という変化に富んだ自然の中に、
一度は聞いたことのあるカルタゴが建国され、遺跡も数多く残っています。
フランスの植民地時代のなごりで街ではフランス語が飛び交う中に
イスラム世界が混在するため、アザーンも流れる国です。

もっと知りたい方はこちら https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/tunisia/index.html

そんなチュニジアに2017年12月31日~2018年1月8日まで行ってまいりました。

チュニジアチョイスの訳

実はチュニジア、地中海性気候ということもあり冬でもそんなに寒くない。
なのでヨーロッパの避寒地になっております。
寒い日本を飛び出して、温暖なところでのんびりしたい。
というチョイスでチュニジアをチョイスいたしました。

行き方

チュニジアへは日本からの直行便はなく、今回はカタール経由で向かいました。
日本→カタールが約12時間。カタール→チュニジアが約7時間。
結構な移動時間です。

泊ったところ

今回はチュニジアの中でもトップリゾートと言われる「ハマメット」をチョイス。

チュニス・カルタゴ国際空港から約70キロ。車で約1時間ほどのところです
日本でいうと羽田で降りて箱根に行く感覚でしょうか?
そのハマメットにある「LA BADILA」という大人しか泊まれない5つ星ホテルに滞在です。

チュニジア、冬は海に入れるほど暖かくないので、
リゾート地としては閑散期にあたるため、
5つ星ホテルでも手ごろな価格で宿泊できます。
でもサービスや施設は5つ星なので、素晴らしい体験ができました。

行ったところ

今回のんびりするのが旅の第一目的だったので、
そんなに出歩かなかったのですが、
1日だけ車をチャーターし「エル・ジェム」という町へ遺跡を観に行ってまいりました。

チュニジアは昔ローマ帝国の属州であったため、
国の至る所にローマ遺跡が残っているのですが、

その中でもエル・ジェムにある円形闘技場は規模が大きく、

また保存状態が非常に良いため、
1979年に世界遺産にも登録されています。

ローマ時代の円形競技場で3階部分まで残っているのは、
ローマのコロッセオとエル・ジェムの円形闘技場だけだそうです。

今でもコンサートなどが行われているようで、ポスターも貼ってありました。
西暦300年頃の遺跡とは思えない綺麗な場所で、
日本にはない重厚な石の文化を目の当たりにできるとても良い場所でした。

そしてもう一か所。ハマメットからは車で15分くらいの「ナブール」へ。
ここはナブール焼きという陶器が非常に有名で、
チャーターした車の運転手さんに連れてきてもらいました。

町の中心のモニュメントも陶器で作られていました。

紹介されたお店に入ると、
見るも鮮やかなとてもカラフルなお皿の数々。
普段お皿に興味のない旦那様も真剣に見入るほど美しいお皿でした。


ちなみにナブール、
日本の瀬戸市と陶器つながりで姉妹都市なのです。
ちょっと日本とも関係があったりします。

またナブールはオレンジの産地でもあり、
搾りたてオレンジジュースがそれはそれは非常においしかったです。

トラブル

これで17か国目だったチュニジアですが、
初めて帰りの飛行機が飛ばない!というアクシデントに見舞われました。
欠航が決まるまで7時間半。

大きな空港なら時間つぶすところも結構あるのですが、
チュニス・カルタゴ空港は小さめなので。

出国後の飲食店が2店しかなく、
免税店にブランドショップもひとつもなく、
はてさて何をして過ごそう!というのもあったのですが、
一番きつかったのが空港のWi-Fiが15分しか無料ではない!!!ということ。

まさか飛行機が飛ばないなんて思っていなかった私たち、

無料でもらったSIMの期限が切れていたのですが、

もうネット使わなくても大丈夫だろうと空港に行ったので、通信手段が皆無。。。
このおかげで待ち時間に
ネットサーフィンができず、
連絡も取れず、
情報収取もできず、
帰れないことを日本の友人に伝えるのも一苦労
(有料ラウンジに頼んでWi-Fi使わせてもらいました。結果このラウンジのお兄さんがいい人で、タダで中に入れてくれました。お兄さんありがとう)

今後の教訓!「通信手段は国を離れるまで絶やさないようにしよう!!!」です。
結果飛行機は飛ばず、ホテルへ連行され、翌日のフライトにて帰国しました。

チュニジアへ行ってみて

一言でいうと、行ってよかった国です。そしてまた訪れたい国です。

まだまだ知らない国ばかりの中での感想ですが、

町の人も含めて総じて優しい、親切。
何より親日家が多く、日本人とわかるだけで喜んでくれます。
こんなに日本人好き好き言ってくれる国もありません。
ちょっと日本人としてこんな私でごめんよって思うくらい日本人好き好き言ってくれます。

でも面白いのは第一声がニーハオです笑。

中国の方と日本人と見分けがつかないようですが、
きっと中国の方のほうがたくさんチュニジアを訪れているからでしょう。

そして物価もとっても安かった!
タクシーなんて20分くらい乗っても500円でお釣りきます。
しぼりたてオレンジジュースは100円以下。
もはや安すぎて覚えておりません。。。
ヨーロッパへ行くのとほぼ同じ行程で行けちゃうチュニジア。

ぜひたくさんの方に訪れてほしいと思う国でした(^○^)

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