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ホームシックでニューヨークからアラスカ付近まで歩いてロシアに帰ろうとした女性
ホームシックでニューヨークからアラスカ付近まで歩いてロシアに帰ろうとした女性
実家のある故郷から離れた場所で暮らしていると、環境の違いに悩んだり周りの人間とソリが合わなかったりして、ホームシックにかかることがあります。ホームシックになってしまい最終的に故郷に戻る決断をする人はたくさんいるのですが、ロシアからアメリカのニューヨークに移住してきた1人の女性は、交通費がないためにアラスカ付近まで歩き、そこからボートでロシアに渡って帰ろうとしました。
少し前の記事ですが、とても面白かったのでシェアさせてください。
ホームシックになり、ニューヨークからアラスカまで歩いてロシアに帰ろうとした女性、リリアン・アリングの物語。
1920年代、彼女は本気でアラスカの先にあるベーリング海峡を越えて、母国ロシアを目指して歩き始めました。
信じられないような話ですが、どこかで「人間って、自分で決めたことなら案外やり遂げられるものなのかもしれない」と思わされます。
彼女は途中で刑務所に収監されたこともあったそうなのですが、それも「このままでは命に関わる」と考えた人たちが、彼女に冬を越させるためにあえてそうしたとも言われています。
この話から感じたのは、どんな時代も、何かに真剣に向き合う人には、そっと背中を押してくれる誰かが現れるということ。
人は弱くて強い。
そして、見ず知らずの誰かにも、思いを寄せられる生きものなのかもしれませんね。
「帰りたい」という気持ちが、世界の端っこまで人を歩かせる。
それは、言葉にしがたいほどの切実さと、尊い力を秘めているのだと思います。
