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備蓄米を食べ比べた江藤農相「どれもうまい、差が分からない」…専門家はこまめな購入をオススメ
備蓄米を食べ比べた江藤農相「どれもうまい、差が分からない」…専門家はこまめな購入をオススメ
農林水産省は24日、政府備蓄米の試食会を開き、江藤農相らが2022~24年産の備蓄米を味わった。江藤氏は「どれもうまい。差が分からない」と述べ、長期保管されていた備蓄米の味や香りに大きな違いがないことをアピールした。
「米大国ニッポン」と呼ばれていた時代が、今となっては懐かしく思えます。
主食であるお米を買うのに、これほど気を使う日が来るとは、誰が想像したでしょうか。
日本人は“工夫”が得意な国民性。たとえ古米で風味が落ちていたとしても、おいしく食べるためのアイデアがすぐにSNSなどで共有されます。
記事内にもあったように、「精米後すぐであればおいしく食べられる」という情報も、もっと広く知られるといいですね。
また、別リンクで紹介されていたローソンのおにぎりの話も興味深いものでした。
「古米」ではなく「ビンテージ米」と名付けて販売している点に、マーケティングの巧みさを感じます。ほんの少し言葉を変えるだけで、ぐっと印象が変わります。古米なのに呼び方ひとつでおしゃれおにぎりになってますね!
ただ、こうした国民や企業の努力に頼りきりになるのではなく、政府には引き続き、米の備蓄や価格安定に向けた政策をしっかりと講じてほしいと願うばかりです。
いくら麺類が美味しくても、お米があってこそ。
“比べられる”という選択肢があること自体が、実は豊かさの象徴なのかもしれません。