ニュースキュレーション
NEWS CURATION
歴女が殺到? 栃木・足利の刀剣展、経済効果は8億6000万円
歴女が殺到? 栃木・足利の刀剣展、経済効果は8億6000万円
【足利】2月8日~3月23日に市美術館で開催された特別展「山姥切(やまんばぎり)国広展」に関して市は27日までに、関連事業を含めた経済波及効果が過去最高の約8億6千万円に上ったと発表した。山姥切を作刀する際に手本とした名刀「本作長義(ほんさくちょうぎ)」との同時展示を実現させたことに加え、官民連携による魅力あるコラボグッズの販売などを要因として挙げた。
栃木県足利市で開催中の「名刀は語る 足利の刀剣」展が、女性ファンの熱狂的な支持を集めているそうです。
刀剣女子や歴女と呼ばれる方々が全国から足を運び、その経済効果はなんと8億6000万円。地方都市の観光施策としても注目されています。
こういうニュースを見るたびに思うのは、「推し活」のすごさです。
中でも、女性たちの“好き”にかける情熱と行動力は想像以上。推しのためなら、時間もお金も惜しまない。どんな地方でも、イベントがあれば迷わず駆けつけて、宿に泊まり、グッズを買い、美味しいものを食べて帰る。これぞ、経済を動かす力。
今、有名観光地はインバウンドの影響で混雑していて、なかなかゆっくり楽しめないこともあります。
だからこそ、自分の「好き」を軸に、静かな地方都市へ旅するのは、本当に素敵な選択肢だと思います。
足利のように、コンテンツと地域の魅力がうまく重なり、女性を味方につけると、こんなふうに新しい人の流れが生まれる。
地方の可能性って、まだまだありますね!