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樹木希林の「死を日常にしてあげたい」が現代の終末期医療にもたらす意味

「死を日常にしてあげたい」――これは、俳優・樹木希林さんが晩年に語った言葉。

医療の進歩で“死にそうで死なない”という状態が長くなっている現代。
だからこそ、本人が望む死の迎え方が、ますます大切になってきているように感じます。

記事に登場する医師は、「死を家族のもとで迎えることが、患者さんにも家族にも、実はとても自然なことなんです」と語っていました。

病院ではなく、自宅で最期を迎えること。
それは、亡くなる人の“人生のまとめ方”であると同時に、残される家族が「ちゃんと見送った」という実感を得られる時間にもなるのかもしれません。

最期の時を職場から駆けつけて慌ただしく看取るより、最期の数ヶ月を一緒に過ごせるほうが、死を待つ人にとっては、どれほど心強く、嬉しいことでしょうか。

人は誰でも、いつか必ず死にます。
でも、その死が「どこか遠い話」のままだと、いざというときに何も選べなくなってしまいます。

だからこそ、“死を自分ごと”にしておくこと。
日常の延長線上に「お別れ」があることを、ふだんから少しだけ意識しておくこと。

それができれば、最期の時間はもっと穏やかで、あたたかいものになるのかもしれませんね。

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