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「大変無念」 運転手の勤務先がコメント 埼玉・八潮の道路陥没
「大変無念」 運転手の勤務先がコメント 埼玉・八潮の道路陥没
埼玉県八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故で、トラック運転手の男性とみられる遺体が発見されたことを受け、勤務先を通じて男性の家族がコメントを公表した。勤務先代表と家族のコメント全文は以下の通り。
埼玉・八潮で起きた道路の陥没事故。記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
約3ヶ月が経ち、ドライバーさんが発見されたという報道がありました。
それを受けて、ドライバーさんが所属していた会社が発表したコメント。
ぜひ読んでいただきたく、シェアします。
「大変無念」と始まるその文章には、事実関係を丁寧に説明しながら、亡くなられた方とご遺族への深い哀悼、社員を思う気持ち、そして何より、社会に対する責任感がにじみ出ていました。
企業のコメントは日々目にしますが、ここまで誠実で心を打つものには、なかなか出会えません。
この一文一文に、どれほどの想いと覚悟が込められているのか。
「伝える」とは、こういうことなのだと改めて感じました。
そして同時に、マスコミ報道のあり方についても考えさせられます。
「報じる側」は、こうした一次情報をどれほど丁寧に扱っているでしょうか?
会社名や個人名の特定に躍起になったり、面白おかしく伝えたりすることが、マスコミの務めではないはずです。
本来は、道路の安全性を社会に訴えることができる存在であるはず。
今回の件で「伝える」ということに、誰よりも真摯だったのは、この会社だけだった気がします。
ぜひ読んでみてください。
企業コメントが、こんなにも心を動かすものなのだと実感するはずです。
亡くなられた方がいらっしゃる中で、不謹慎な表現かもしれませんが、
よねさんはこの文章を“名文”だと感じました。