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江戸時代を生きた「長寿の名医・名将」が実践していた食生活 「生ものを食べない」「食後は300歩くらい歩く」「冷や酒は体に悪い」
江戸時代を生きた「長寿の名医・名将」が実践していた食生活 「生ものを食べない」「食後は300歩くらい歩く」「冷や酒は体に悪い」
最初に「医者の不養生」と言ったのは、江戸中期の発明家・平賀源内だったとされる。この時代、医学や科学はもちろん、出版、食、演芸などあらゆる文化が急速に発展し、その多くが現代まで続いている。250年の時を超える文化の礎を築いた「長寿の名医・名将」に、本当に大切な養生を学ぼう。
「体調が悪いかな?」と感じたらすぐに病院へ行き、出された薬を飲んで回復を待つ。
現代人が行うこの行動を、江戸時代の人が見たら驚き、同時に呆れるかもしれませんね。
今より衛生環境が良くなく、冷蔵庫もなかった時代に実践されていた健康法。
この記事には、現代の私たちにも取り入れると良さそうなヒントがたくさんあります。
傷んだものをなるべく避け、旬の食材を食べ、食後には適度な運動をし、しっかりと眠る。
食べ過ぎず、適量を美味しくいただき、風邪の引き始めには大根や梅干しなど、体に優しいもので養生する。
江戸時代にできたことなら、今の私たちにもできるはずです!
ぜひ養生訓を生活に取り入れてみましょう。
ちなみに、江戸時代の日本の識字率は世界トップクラス。
それゆえ、この「養生訓」がベストセラーとなり、庶民に健康法が広まったと言われています。
今では文字を読めることが当たり前ですが、当時の人々にとって文字を読めることの尊さは特別だったのです。
私たちもその大切さを改めて噛み締めたいですね。